私の子育てこれでいい?こどものどこを伸ばしたらいいの?に応える認知発達心理学に基づいた親と子のためのオヤトコ診断。
その開発を中心となってすすめてきた桑子和佳絵さんからママ(パパ)のタイプ別のアドバイスが届きました♪
今回は、<パワフルタイプのママ・パパ>です。
そのほかのタイプは下記よりご覧ください。
>>タイプを知りたい方はこちらの『オヤトコ診断』から診断してくださいね。
**************
こんにちは! 桑子 和佳絵(くわこわかえ)です。
普段は、保育園・幼稚園の職員さんや保護者の皆さんのお手伝いをしています。
特に保護者の方に向けては、こどもへの関わり・声がけ傾向を診断する「ママエゴグラム(※)」を開発し、未就学児のママ(パパ)約6,000人にご活用頂いています。
※エゴグラムとは、人間関係心理学に基づいた信頼性の高い診断で、それに子どもとの関わり傾向の要素をプラスしたものです
2020年3月にスタートした「オヤトコ診断」の中にも、実は、このママエゴグラム診断の要素が入っています。
今世界が混乱している中、日本の都市部でも外出自粛が続き、24時間親子が一緒に過ごす期間が長引いているご家庭から悲鳴が聞こえてきています。
そこで、“親子がストレス少なく過ごすためのヒント”をママ(パパ)のタイプ別にご紹介にしていきます。
<パワフルタイプのママ・パパ>
オヤトコ診断では⇒うま・とら・いのしし・さるのオヤトコタイプ
家庭内でも卓越したリーダーシップを発揮!頼もしいパワフルタイプのママ・パパ。
お子さんの可能性を拡げてあげたい、という想いを胸に一生懸命毎日を過ごしていらっしゃることと思います。
そんなエネルギッシュなママ・パパですが、時々ご自分の想いが強すぎてしまい、それがお子さんに届いていないと感じてしまうことも・・・。
特にこの時期、親子で24時間一緒に過ごしている状況の方も多いと思いますが、そんな時には、エネルギーの方向がイライラに変わりがちです。
元々 「やるときめたら、無理してでもやっちゃう!」人の多いパワフルタイプさんだからこそ、身動きできない状況はキツイですよね。
そんなママ・パパに一つおススメなのは、「今日やることリスト」と「ホメホメマーク」を作ることです。
つい、自分のイメージで予定を考えてしまいがちですが、お子さんにはお子さんのペースがあります。
それを尊重する意味+自分で考える機会を作る意味で、「今日は何をしようか?」と聞いてみてください。
もちろん、まだそんなにキッチリ決められなくても大丈夫です。
例えば「ブロックやる~」「アンパンマンみる!」くらいのイメージでOK!
それをらくがき帳などに絵や文字で書き、やった後に〇をつけたりシールを貼ってあげてください。
その時に大切なのは「ブロックやって、素敵なお家が作れたね~」「アンパンマンみて楽しかったね~」と“ただやれたこと(やったこと)”にフォーカスを当てて、伝えてあげることです。
自分でやりたいと言ったことや そのペースに寄り添い、それを承認することで、お子さんは自分を大切にしてくれているということを実感することが出来ます。
そうすると、「今はママが〇〇をやる時間だよ。ちょっとだけ待ってくれる?」というこちらの要望も、子どもなりに尊重してくれるようになります。
沢山のエネルギーを、お子さんへの承認・共感にたっぷり使ってあげてくださいね!
**************
桑子 和佳絵(くわこ わかえ)
オヤトコ診断の開発メンバー。
保育園・幼稚園の職員と保護者支援をしている一般社団法人 NICCOT Partnersの代表。
日本女子経営大学院 フロンティアメンター。一児の母。
<資格>
・ 産業カウンセラー
・ アンガーマネジメントキッズインストラクター
・ ことばキャンプキッズインストラクター
・ 上級マーケティング解析士