A.　小学校入学を控えた4～5歳のお子さんにとってまず練習しておきたいことは、「耳を澄まして聴く」ことです。

 

小学校での情報量は格段に多くなり、先生の言葉に即座に注意を向け、耳を澄まして聴けるかどうか、とても重要になるからです。

 

そして、「耳を澄まして聴く」練習は、習い事ではなくふだんの生活でおこなうことができます。

 

日ごろ、お子さんとの会話や遊びを通じて、お子さんが「注意を向けなければ」と思えるような声がけを意識することが大切です。

 

 

〈回答監修者〉沢井 佳子

（一社）日本こども成育協会　理事

認知発達支援と視聴覚教育メディア設計を専門とする。
お茶の水女子大学大学院修了。発達心理学専攻。

幼児教育番組『ひらけ！ポンキッキ』（フジテレビ）の心理学スタッフ、
静岡大学情報学部客員教授等を歴任。チャイルド・ラボ所長。
幼児教育シリーズ『こどもちゃれんじ』（ベネッセ）、
幼児教育番組『しまじろうのわお！』（テレビ東京系列）等を監修。
人工知能学会「コモンセンスと感情研究会」幹事。
日本子ども学会常任理事。